初めての方へ

受診にあたって

  • 初診、および月初めの受診の際は、有効期限内の健康保険証(コピーは不可)をお持ちください。
  • 就・転職などにより、ご加入になっている健康保険が変わった際は、新しい保険証を受付にご提示ください。
  • 住所や電話番号など保険証の内容に変更が入った際は、受付にお知らせください。
  • 受給者証(老人・身障医療等)をお持ちの方は健康保険証と一緒にお出しください。
  • 再診以降、当クリニックの「診察券」は受診の都度、お持ちください。
  • 他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳をご提示ください。
  • 妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
  • ひどい痛みや高熱、嘔吐などの症状がある場合は、受付にお申し出ください。
  • 現病歴(いつ頃から、どんな症状が現れているのか)や既往歴(今までに罹った主な病気)、また健(検)診結果などについてもお教えいただくと、診察がスムーズに進みます。
  • 受診の際は、なるべく上下に分かれた服装でお越しください(ワンピースやボディスーツですと、診療の妨げになる場合があります)。
  • 当クリニックでは、個人情報の取り扱いにはスタッフ一同、細心の注意を払っておりますので、安心してご受診ください。

診療の流れ

1受付

受付受付にて健康保険証、あれば診察券、紹介状、お薬手帳をご提示ください。
受付時に問診表をお渡しいたします。必要事項を全てご記入ください。
ご不明な点はお気軽に受付にご質問ください。

2受診

受信問診票にご記入いただいた内容を元に、医師が診断し、治療方法のご説明をいたします。
治療に対するご希望、ご質問などもお聞きします。遠慮なく何でもお伝えください。
また、この時に必要に応じて検査なども行います。

3お会計

お会計診察、処置後は待合室でお待ちください。
受付でお名前をお呼びしますので、お会計をお願いいたします。
お薬が出ている場合は院外処方箋をお渡しいたします。

診療案内

循環器内科

循環器内科

循環器と呼ばれる血液の循環に関係する臓器(心臓や血管など)で起きる疾患の診察・検査・治療を行います。
主に心臓病(心臓で起きる疾患の総称で、狭心症、心筋梗塞、心不全、動脈硬化症などが含まれる)や不摂生な生活習慣が原因で起きるとされる高血圧、脂質異常症などの生活習慣病などが対象になります。
また、急な胸痛、動悸や息切れがするなどの症状が現れている方も当診療科での受診となります。

老年内科

老年内科

高齢になると、加齢によって生理機能が低下しますし、筋肉なども衰えてくるため、複数の疾患を生じやすくなります。生理機能低下や複数の疾患があると、症状や病態、薬剤の効果も非典型的で複雑になります。そのため、高齢の方の診断や治療にはさまざまなリスクや状態を考慮に入れた複合的な判断が重要になります。
当院の老年内科では、高齢の方の診療を専門的に行っていますので、お気軽にご相談ください。

内科

内科

内科では鼻水・鼻づまり、咳・痰、喉の痛み、発熱などの風邪症候群やインフルエンザ、腹痛、吐き気・嘔吐、下痢などの急性疾患をはじめ、日頃の不摂生な生活習慣が原因で発症する高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、度々繰り返す頭痛、便秘、貧血といった慢性疾患まで幅広く対応します。

呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器内科では、咽頭、喉頭、気管支、気管などに起きる疾患についての診察・治療が中心となります。
呼吸器の病気には、風邪やインフルエンザをはじめ、上気道炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症、気管支喘息、咳喘息などのアレルギー性疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの気道閉塞性疾患、肺がんなどの腫瘍性肺疾患などがありますが、急性、慢性を問わずこれらを専門的に診断します。

アレルギー科

アレルギー科

アレルギーとは、本来であれば体を守る免疫反応が結果的に自身の身体を傷つけてしまい、その結果、症状が出てしまう(=アレルギー反応)ことを言います。
アレルギー科ではアレルギー反応による諸症状を中心に診療いたします。

生活習慣病

生活習慣病

生活習慣病には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)などがあります。
いずれも過食や偏食、運動不足、嗜好品(タバコ・お酒など)の摂取過多といった生活習慣の不摂生が主な原因となって起こる慢性疾患であり、生活習慣を見直すことによって予防・改善できる部分の大きいのが特徴です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS:SleepApneaSyndrome)とは、充分に睡眠をとっているのにも関わらず、日中など起きて活動している時であっても強い眠気に襲われてしまう症状のことを言います。

禁煙外来

禁煙外来

禁煙外来は、喫煙習慣を止めたいと考えている喫煙者の方を対象にした外来です。
禁煙治療に関しては、全額自己負担(自費診療)と健康保険が適用されるケースがあり、後者の場合はある一定の要件を満たさなければ適用外となります。

ED

ED

EDとは「ErectileDysfunction」の略称で、これは日本語では勃起不全または勃起障害と訳されます。
なお障害や不全というのは、完全に勃起することができない状態だけを意味するのではなく、「勃起に時間がかかる」「途中で萎えてしまう」「満足のいく性行為ができない」場合もEDである可能性があります。
心当たりのある方は、一度ご相談ください。

AGA

AGA

AGAとは、「AndrogeneticAlopecia」の略称で、日本語では男性型脱毛症(通称:薄毛症)と訳され、思春期以降に発症する進行性の脱毛症のことを言います。
症状が進行していくと、前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化していき、次第に細く短くなっていきます。
最終的には頭の生え際が後退していき、頭頂部の毛髪が失われてしまいます。
日本の成人男性では、4人に1人ほどの割合でAGAを発症するというデータもあります。AGAは進行性の脱毛症なので、放置のままだと毛髪の数は次第に減っていきます。
そのため速やかにケアをしていくことが重要です。

健康診断

健康診断

診察や各種の検査を通じて健康状態を評価し、健康の保持や、生活習慣病などの予防・早期発見に役立てることを目的として行われるのが健康診断(健診)です。
一口に健診と言いましても、特定健診、自費健診、企業健診など様々な種類があり、受診内容もそれぞれ異なります。

予防接種

予防接種

当クリニックでは、成人向けと小児向けの予防接種をそれぞれ行っています。
成人向けには、インフルエンザや肺炎球菌、風疹、麻疹などのワクチン接種を、小児向けとしては、定期と任意のワクチン接種を行っています。

よくあるご質問

循環器内科で診療する病気にはどんなものがありますか?

血液が流れる心臓や血管に起こる疾患を診療しています。虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、動脈瘤などがあり、高血圧症をはじめとした生活習慣病、動脈硬化の専門的な診療も循環器内科が行います。

循環器内科の受診が必要な症状は?

胸の痛み、背中の痛み、息切れ、動悸、むくみ、めまい、失神発作、呼吸困難などの症状があった場合には受診してください。また、高血圧症をはじめとした生活習慣病がある場合や、動脈硬化が進行している疑いがある場合も受診をおすすめしています。健康診断などで異常や要精密検査の結果が出た場合や、メタボリックシンドロームの指摘を受けた場合も、動脈硬化が進行している可能性がありますので、1度受診することをおすすめします。

胸の痛みは具体的にどんな感じのものですか?

循環器内科疾患では「胸痛」はとても多い症状で、主に狭心症と心筋梗塞などによって起こります。胸がしめつけられるような痛みや圧迫感を覚える方が多くなっています。狭心症による痛みは数分で解消に向かいやすく、長く続く場合には心筋梗塞が疑われます。痛みを感じるのは胸だけでなく、背中や肩に痛みを覚えるケースもあります。またのどや奥歯、あごなど、心臓から遠い場所に痛みが起こることもあります。

息切れ、呼吸困難はどんな時にどの程度の症状を起こしますか?

階段や坂道を上るなど日常的な動作で息切れするようになり、進行すると横になって安静を保っていても息苦しさを感じることがあります。心臓以外に肺機能の低下でも息切れの症状を起こします。心機能低下で息切れが起こる場合には、横たわるより立っている方が楽な場合もあります。

動悸や脈拍の異常にはどんなものがありますか?

心臓の鼓動がいつもより激しい、脈拍が急に速くなる、脈拍が遅くなる、脈が不規則になるなど、脈拍に異常がある場合には循環器系の病気が疑われます。

循環器内科ではどのような検査をしますか?

X線検査、心電図検査、心臓超音波検査、頸動脈超音波検査などを行います。心電図は、通常の検査に加え、運動の負荷があった際の変化を調べる負荷心電図検査、24時間記録して変化を確認するホルター心電図検査があります。さらに精密検査が必要とされた場合には、心臓核医学検査や心臓カテーテル検査なども行われます。

心臓カテーテル検査の内容は?

血管にカテーテルという細いチューブを入れて心臓まで送り込んで行う検査です。各部位の圧力測定、心臓の動きや冠動脈の状態を確認する造影剤検査などが可能です。カテーテルは肘や手首、鼠径部などから挿入します。心電図や超音波検査などと違い、合併症の可能性もゼロではない検査ですから必要があると判断された場合にしか行われません。ただし心臓の状態がより詳細に確認できるため、適切な治療には不可欠なケースもあります。
なお、この検査は通常数日間の入院が必要になります。

虚血性心疾患がよくわかりません

代表的な病気に、狭心症と心筋梗塞があります。虚血は血液が不足することで、虚血性心疾患の場合は心筋が動くために必要な酸素や栄養素を運ぶ冠動脈から供給されている血液が不足して起こります。主な原因は、動脈硬化進行による冠動脈の狭窄や閉塞です。

狭心症と心筋梗塞の違いを知りたいのですが?

狭心症は冠動脈の流れの悪化によって心臓が酸素不足を起こしている状態で、心筋梗塞は冠動脈の流れがほとんど止まるほど悪化して、酸素不足によって心臓の1部が壊死してしまっている状態です。心筋梗塞を起こした場合にはできるだけ早く適切な処置を受ける必要があります。心筋梗塞の主な症状は、激しい痛みが胸や背中などに起こり、吐き気などをともなうこともあります。

虚血性心疾患はどのような治療を行いますか?

軽度であれば薬物療法による治療が可能ですが、進行している場合にはカテーテル治療や外科的治療が必要になります。薬物療法で用いられる主な薬剤は、血管拡張剤、抗血症板剤、降圧剤、利尿剤、強心剤、抗不整脈剤などです。カテーテル治療では、風船が先についた細いチューブを挿入して、狭窄している冠動脈を内側から拡張します。また、カテーテル治療では、拡張した冠動脈が再び狭窄しないようにステントという金属製の網状チューブを入れることもあります。外科的な治療では、血液の通り道を増やす冠動脈バイパス手術が行われます。

心筋梗塞や脳出血などと生活習慣病には関係ありますか?

生活習慣病は、食事や運動、喫煙や飲酒といった生活習慣が発症や進行に大きくかかわっている病気の総称です。代表的な疾患に、高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)がありますが、脳卒中や狭心症、心筋梗塞も含まれます。また、悪性新生物、胃・十二指腸潰瘍、アルコール性肝炎、脂肪肝、胆石症、アルコール性膵炎なども生活習慣病です。高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)は動脈硬化を進ませて脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの循環器疾患を起こしやすいため、早期の治療が重要視されています。

生活習慣病の予防は可能ですか?

食事や運動、喫煙や飲酒などの習慣を改善することで予防が可能です。栄養バランスがとれていてカロリー過多にならない食事を3食規則的にとり、軽い運動を習慣にするといった内容です。また睡眠や休息をしっかりとってストレスを上手に解消してください。喫煙している場合は禁煙し、アルコールも適度な量を守ります。また、健康診断を毎年1回受けて、異常がなくても数値の変化に不安があるようでしたら念のために循環器内科の受診をおすすめします。

軽い運動はどんな内容を行えばいいですか?

少し汗をかく程度で、1分間の脈拍が120程度になる運動を30分くらい行うようにしてください。頻度は週に3回以上です。激しい運動は必要なく、やや速足で歩く程度のウォーキング、サイクリング、水泳などが適しています。また、運動の前後には必ずストレッチをしてください。

血圧は何によって高くなりますか?

食塩やアルコールの過剰摂取、肥満、喫煙、カルシウム不足、運動不足、ストレスなどが主な要因とされています。血圧はちょっとしたことでも変動しやすいので、自宅でもこまめに測って記録することをおすすめしています。

塩を控えるのはけっこうつらいのですが

食塩を過剰に摂取するとナトリウムが増えて、その濃度を薄めるために体内の水分量が増加して血液量も増えて血圧が上昇します。また、これによって腎臓の機能が低下して血圧が上がりやすくなるとされています。日本人が1日に摂取する食塩の量は約13gとされていますが、高血圧の発症や進行を予防するためには7~8g程度に抑えることが有効です。実際に、減塩は血圧改善効果がとてもはっきり出やすい傾向がありますし、最初はつらいかもしれませんが、舌が慣れてくると素材の味がわかるようになって塩気の少なさが気にならなくなる方も多くなっています。

禁酒は必要ですか?

過剰にアルコールを摂取すると血圧が上昇してしまいますし、脳出血・心不全・不整脈リスクを上昇させますので、適量を守ってください。少量であれば、善玉コレステロールを増加させる作用が見込まれるという研究結果もあります。ただしアルコールそのものに発がん性がありますので、体質などを考慮した上で適量よりさらに控えた方がいい場合もあります。一般的な適量は、1日アルコール20gで、ビール500ml、日本酒1合が目安です。

肥満も高血圧発症や進行のリスクになりますか?

肥満と生活習慣病には密接な関係があり、高血圧も例外ではありません。肥満している方の場合、体重1㎏の減量で1~2mmHgの血圧低下が期待できます。肥満解消は他の生活習慣病改善や予防にも効果が高くなっています。特に適切なダイエットで糖や脂質の代謝が改善すると、循環器疾患リスク軽減にもつながります。

コレステロールはできるだけ減らした方がいいのですか?

コレステロールは身体にとって必要不可欠なもので、細胞膜やホルモンを作るために必要です。コレステロールには善玉と悪玉があって、悪玉であるLDLコレステロールが過剰になると血管壁に沈着して動脈硬化を起こし、心疾患や脳血管疾患などのリスクを上昇させてしまいます。女性は閉経をきっかけにそれまでまったく問題がなかった場合にも悪玉コレステロールや中性脂肪が増えやすい傾向があります。注意いただきたいのは、コレステロールに問題があっても自覚症状がないということです。健康診断を欠かさずに受けて、異常を指摘されたら早めに受診しましょう。

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